化粧品メーカとしても資生堂(http://www.shiseido.co.jp/)はとても有名ですよね。資生堂の設立はふるく明治5年に創業されました。日本ではじめての洋風調剤薬局として東京の銀座に誕生したそうです。創業者のかたは海軍病院の薬局長をつとめていました。その当時の日本にはない医療分業システムの実践を目指して資生堂を開業したそうです。資生堂という名称には思いがこめられています。その名称は中国の古典の一節から引用されており、引用された一節の意味は「大地の徳はなんとすばらしいものであろうか。すべてのものは、ここから生まれる」ということのようです。
資生堂は明治21年に日本ではじめての練歯磨を発売したそうです。それまでの日本には粉の歯磨きしかなくその成分は石灰石の粉末の香料をいれたというだけのものであったため、歯を磨くという作業はかえって歯を傷めることになってしまっていたようです。歯磨き石鹸の場合は、歯石を科学的にとかしてくれて使い心地も滑らかで使用感もよかったために評判を呼んだそうです。その当時は25銭ととても高価なものでありましたが、売れ行きは好調だったようです。
現在でも発売されているオイデルミンという化粧水は、明治30年に発売されたもので西洋薬学にもとづいた科学的な化粧水だったようです。洋風の化粧水で赤ワインのような色彩が当時では斬新でした。中身は東京帝国大学教授の長井長義博士によるものでした。オイデルミンはその色から「資生堂の赤い水」という愛称がつけられていました。ソーダ水とアイスクリームは現代では定番ですが、資生堂の創業者の福原氏が明治33年に欧米に視察旅行にいったさいにドラッグストアをヒントに「ソーダ・ファウンテン」を開業しました。日本ではじめてのソーダ水やその当時ではまだ珍しいものであったアイスクリームを製造販売して評判になったそうです。